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代表すーの想い |
本物のメキシコ料理を食べて欲しくて・・・
2年間、メキシコで修行してきました。
1996年6月28日。片道だけのチケットを握り締めメキシコ料理を学ぶ為
メキシコへ飛び立ちました。
しかし、最初は知り合いも何のコネも無い素性の分からない東洋人が、職を求めても
働かせてくれる所など何処にも無く、門前払いの日々でした・・・。
それから2年沢山のメキシコ人、日本人に支えられて5軒のレストランで働く事が出来ました。
メキシコにはハードシェルタコスやひき肉を使ったタコスはなく
今まで食べていたものは、本物のメキシコ料理ではないとわかりました・・・。
それを聞いた現地のメキシコ人たちも同じようにショックを受けていました。
そして、日本人に本物の美味しいメキシコ料理を食べさせるために
2年間必死で修行してきました。
メキシコを発つ前日、1番お世話になったシェフから、こう言われました。
「日本人全員に、俺達の本物のメキシコ料理を食べさせてやれ!!
お前なら出来る。頼んだぞ!!」
・・・涙が止まりませんでした。
日本に帰り2002年福岡の大名に「エルボラーチョ」をオープンすることが出来ました。
あの時の想いと誓いは今でも守っています。全ての料理、そしてトルティージャ(タコスの皮)も
毎日、1枚1枚心を込めて作っています。
エルボラーチョの料理を食べる事で、ひとりでも多くの人がメキシコの事やメキシコ料理に
興味を持ってもらい、好きになってくれたら、この上ない幸せです。
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